施政に対する考え方
〜 1つの盾 と 3つの矢 〜
施政のテーマ
つながるチカラでまちづくり
施政のテーマのベースにあるのは、
掲げる使命 や 目指すべき未来 です。
( ミッション・ビジョン )
天草と、天草の皆さまの暮らしを豊かにするために、
市民の皆さま、企業、行政が一体となり、
天草に根付く知恵と資産を繋ぎあわせ、
時代の転換点においても歩みを止めず、
『 つながるチカラでまちづくり 』を実現していきます。
施政に対する考え方
〜 1つの盾 と 3つの矢 〜
新型コロナウイルスの影響で社会や生活は大きく変化し、これまでの常識や当たり前が通用しない、時代の大きな転換点を迎えました。依然として終息の目処は立たず、天草市においても例外なく、生活面、経済面において、深刻な影響が顕在化しています。さらに、中村前市長の急逝により、これまで築き上げた天草の資産や基盤が大きく失われかねない、そのような状況に天草市は直面しています。
このような不確実性が高く、曖昧で、複雑な時代を乗り越えていくためには、やはり若さが大きな武器となります。若い世代が主体性を持ち、新たな発想で行動し、天草全土の皆さまと手を取り合い、決して歩みを止めることなく、よりよい天草を創り上げていく。そのための環境づくり、仕組みづくりこそが、これからの施政の大きな柱になると考えています。
以下、主な施政に対する考え方となります。これからも、決して「♯歩みをとめない」ためにも、天草と市民の皆さまを堅固に守り抜く「1つの盾」と、新しいことに勇猛果敢にチャレンジする「3つの矢」として方針を整理しました。これらの武器を手に、市民の皆さま、企業、行政が一体となり、天草に根付く知恵と資源を繋ぎあわせ、新しい時代へ突き進んでいきたいと思います。
#歩みを止めない 【1つの盾】
#歩みを止めない 【3つの矢】
#歩みを止めない 【1つの盾】
0. 徹底したコロナ対策の実施
新型コロナウイルス対策は、緊急性、重要性が高い課題です。天草市と市民の皆さまをしっかり守り抜きたいという想いを「盾」として表現し、施政に対する考え方の”0”丁目”0”番地に、新型コロナウイルス対策の実施を掲げました。
【 最優先は市民全員の 命 と 健康 】
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市民の皆さまが安心安全に暮らせるための情報提供
医療 機関を中心に、関係機関から最新の情報を広く取得し、市民の皆さまにとって必要な情報をできるだけ分かりやすく、適切な行動に移せるような形で提供します。
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万全な医療体制の整備と医療従事者への支援
引き続き、医療機関等と連携し、市民全員の命と健康を守るための徹底した対策を進めます。また、医療・介護・福祉に従事される皆さまの声に耳を傾け、現場のサポート体制の充実を図ります。
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感染された場合には完治のための支援とご家族を含めた生活・雇用を守る取り組みの徹底
いつ、どこで感染するかが分からないため、誰でも感染してしまうリスクがあります。もしも、市民の方が感染された場合は、一日も早い完治を支援するとともに、ご家族を含めた生活・雇用を守り、完治後も安心して暮らせる環境を支援していきます。
【 雇用 と 産業 を守る 】
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国や県の緊急支援制度に加え、天草市独自の制度の拡充
国や県の支援制度を各対象企業・機関に分かりやすく発信するとともに、必要に応じて、天草市独自の効果的な施策を追加検討し、適宜、実行します。
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雇用調整助成金の活用促進と教育訓練制度の活用による企業の成長力の継続支援
雇用を守るための制度の積極活用を促進するとともに、従業員のモチベーションやスキル向上を目指した教育を徹底するため、教育訓練制度の積極活用を後押しします。
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コロナ終息後を見据えた中長期的な視点に立った経済対策の実現
コロナ対策は決してゴールではありません。コロナ終息後も企業、産業が継続的に成長できるよう、社会の変化に柔軟に対応しうる将来の戦略を描き、切れ目のない経済対策を実現します。
#歩みを止めない 【3つの矢 − 壱の矢 −】
1. 市民の皆さまの 声・想い に寄り添う暮らしづくり
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広大な天草であっても市民の皆さまの命を守ることのできる緊急医療体制の拡充
天草は面積が広く、半島であり、交通機関も限定されていることから、重篤な救急患者にも対応できる医療機関へのアクセスが困難な面があります。ドクターヘリの積極推進など、いのちを守る救急医療体制の充実、拡大を目指し、行動します。